

| 90歳女性、土佐犬にかまれ死亡 山梨 | ||
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1日午後2時半ごろ、山梨県笛吹市境川町大窪の農道で、近くの無職女性Kさん(90)が近くの無職の男性(60)が散歩させていた土佐犬に首をかまれた。
笛吹署によると、飼い主の男性はリードをつけて土佐犬を散歩させていたが、首輪が抜け、突然Kさんに襲いかかったという。
[ 2012/05/02 朝日新聞]
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| 猫虐待の被告公判…傍聴席に写真、すすり泣きも | ||
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譲り受けた猫を虐待したなどとして、動物愛護法違反と詐欺罪に問われた川崎市麻生区、無職H被告(45)の第2回公判が25日、横浜地裁川崎支部(駒井雅之裁判官)で開かれ、検察側は懲役3年を求刑し、即日結審した。 検察側は冒頭陳述で、H被告は昨年11月、猫の保護活動を行う3人から猫5匹をだまし取り、3匹を殺害、2匹を傷つけた、と指摘。論告で、「残虐に殺傷した常習的犯行で、動物を愛護する善良な市民の思いを踏みにじる悪質極まりないもの」とした。 一方、弁護側は最終弁論で、被告の精神的な状況などから、情状酌量の余地があるとして執行猶予付きの判決を求めた。 法廷には、厳罰を求める約3万5000人分の嘆願書の一部が持ち込まれ、猫の写真を持ち傍聴する人もおり、すすり泣く声も聞こえた。 H被告は最後に、「かわいい猫ちゃんを14〜15匹も残虐に殺したことを反省している」と述べた。判決は来月23日。
[ 2012/04/27 読売新聞]
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| 道交法違反:犬を膝の上に乗せて運転した容疑で逮捕 | ||
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小型犬のトイプードルを膝の上に乗せて運転していたとして、山口県警周南署は3日、同県周南市の自営業の男(53)を道路交通法違反(乗車積載方法違反)容疑で現行犯逮捕した。署によると、男は「助手席に乗せていた」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は、同日午前11時35分ごろ、同市の県道で、愛犬のトイプードル(体長50センチ、高さ40センチ)を抱きかかえるように膝の上に乗せ、視野などを妨げた状態で軽乗用車を運転したとしている。 交差点で右折しようとした巡回中のパトカーが対向してきた車とすれ違った後に追尾し停車させた。周南署は「運転免許証を提示せず、逃走の恐れがあったため逮捕した」と話している。 道交法では、運転者の視野やハンドル操作を妨げるなど安全確認が十分できないような運転を禁止している。
[ 2012/03/05 毎日新聞]
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| ダックス置き去り死容疑、飼い主の24歳女を逮捕 | ||
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大阪府松原市内の共同住宅の一室に10匹以上のミニチュアダックスフントが置き去りにされ、うち10匹が死んでいた事件で、府警生活環境課と松原署は1日、飼い主の住所不定、無職D容疑者(24)を動物愛護法違反(遺棄)の疑いで逮捕した、と発表した。 発表では、D容疑者は今年1月中旬、飼っていた犬12匹を自宅に閉じ込めたまま置き去りにした疑い。調べに「閉じ込めていない。ご飯を与えに帰っていた。死んでいたので葬儀屋に電話した。何匹死んだかは知らない」などと容疑を否認しているという。 2月上旬、D容疑者と連絡が取れないとの近隣住民の通報で府警が室内を調べて発覚。9匹はこの時点で死後1週間以上経過したとみられ、餓死した可能性が高いという。2月29日夜、兵庫県西宮市内でD容疑者を発見、逮捕した。
[ 2012/02/29 読売新聞]
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| 犬を蹴った男性、飼い主に突き飛ばされ死亡 | ||
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福岡県警うきは署は23日、飼い犬を巡るトラブルで男性を突き飛ばしてけがをさせたとして、うきは市浮羽町西隈上、武道具店経営M容疑者(64)を傷害の疑いで緊急逮捕した。 被害者の同市吉井町福永、工務店経営Gさん(71)は24日昼頃、搬送先の病院で死亡したため、傷害致死容疑に切り替えて調べる。 発表では、23日午後8時前、庭にいた飼い犬を蹴ったGさんを、M容疑者が自宅駐車場で突き飛ばしてコンクリートの地面に転倒させ、頭部打撲を負わせた疑い。 2人に面識はなく、M容疑者の飼い犬の鳴き声を巡って口論になったという。
[ 2012/01/25 読売新聞]
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| 烏合の衆じゃなかったカラス…声と姿で仲間知る | ||
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カラスは単なる「烏合の衆」ではなかった――。 ハシブトガラスというカラスは、仲間の鳴き声と姿を結びつけて相手を認識していることを、慶応大学の研究チームが実験で明らかにした。 こうした認識法が鳥類で確かめられたのは初めてで、英王立協会紀要(電子版)に発表した。 人間の場合、知人が風邪などでいつもと違う声だと、簡単にそのことに気づく。しかし、カラスが仲間を認識する仕組みは正確には分かっていなかった。 渡辺茂教授と伊沢栄一特任准教授らは、2羽のカラスをカゴに入れ、網ごしに相手の姿が見えるようにした。次に相手が見えないようカーテンを閉めた上で、片方のカラスをカゴから出し、残ったカラスに録音しておいた複数のカラスの鳴き声を聞かせた。 この結果、網ごしに姿を見たカラスの鳴き声が聞こえても、ほとんど反応しなかった。これに対し、見たことのないカラスの声が聞こえると、即座にカーテンのすき間をのぞき、それが数十秒間続く場合もあった。この結果から、カラスが相手の姿を見てどんな鳴き声が聞こえるかを予測していると、チームは結論づけた。
[ 2012/01/13 読売新聞]
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| ネズミは仲間見捨てない…米大学チーム確認 | ||
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自分は得するわけでもないのに、困っている仲間を助ける。他人の感情を共有するそんな「共感」の能力をラットも備えていることが、米シカゴ大学チームの実験でわかった。 人以外では、これまでサルでしか確認されていなかったという。9日付の米科学誌サイエンスで発表した。 この実験では、まず、わなの扉を外から頭で押して開けられるようにラットを訓練。そして1匹のラットをわなに閉じこめると、訓練を受けたラットは扉を開けて仲間を救出した。 わなの外にチョコレートがあるときも、自分が独り占めできなくなるのを承知でラットは扉を開けてやった。出てきたラットと接触できないようにしても行動は変わらず、仲間と一緒にいたいという自分の一方的な望みが動機でもないらしい。雌の方が仲間を助ける傾向が強かった。
[ 2011/12/09 読売新聞]
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| 犬や猫が寝不足で…深夜ペット販売禁止に | ||
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「寝不足は幼い動物の健康によくない」として、環境省は、子犬と子ネコの午後8時以降の展示販売を禁止する方針を固めた。 都会の繁華街には、深夜まで営業しているペットショップがあり、飲食店での勤務を終えた女性などが立ち寄るのを狙っている。だが、ガラスケースに入れられた子犬や子ネコは、店内の照明や街頭のネオンにさらされたり、酔っぱらいにガラスをたたかれたりして眠れず、健康を害しやすい。 午前1時。東京都内の繁華街のペットショップの店内には蛍光灯がともり、街頭の赤や紫のネオンの光が店内にまで届く。ショーウインドーのそばに置かれたガラスケースの中の子犬や子ネコ約30頭のうち、寝ているのは5頭程度。自動ドアから店内に客が入ってくる度に、興奮してほえる子犬もいる。男性店員は「犬やネコは明るくても寝られる。なぜ夜の販売がいけないのかわからない」と話したが、客が直接さわれるように柵で囲った床の上では、5頭の子犬が落ち着かない様子で動き回っていた。 東京・歌舞伎町のペットショップ兼ペットホテル「WP」は、犬を眠らせるために、午前0時になるとショーウインドーにロールカーテンを下ろし、チワワやプードルなど6頭の子犬のケースを暗くする。店長(33)は、「夜になると飲食店で働く女性や外国人のお客さんが来る」と、深夜営業には“ニーズ”があると話す。実際、午後10時半に来店した女性会社員(25)は、「仕事が遅くなることが多いので、夜しか見に来られない」と子犬を眺めた。 環境省動物愛護管理室によると、全国のペットショップ約2万4000店のうち、午後8時以降も営業しているのは数百店。ただ、生まれて間もない犬やネコが健康に育つためには、少なくとも一日12時間以上の睡眠が必要という。しかし、深夜に展示販売されると、照明がまぶしかったり、ショーウインドーをたたかれたりして眠りが妨げられるため、病気がちになる、落ち着かない性格になるなどの指摘が、専門家から出ているという。 このため同省は、今月中に動物愛護法の施行規則を改正し、来年6月をめどに、午後8時以降に子犬と子ネコを展示販売することを禁止する方針。ペットショップの営業は都道府県などへの登録が必要だが、違反を繰り返した場合、営業停止などの行政処分を出すことができるようになる。
[ 2011/12/05 読売新聞]
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| 祖父の車横転:犬抱いて3歳一夜過ごす 雪の北海道 | ||
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15日午後7時半ごろ、北海道奈井江町奈井江、無職、Sさん(81)と孫娘のKSちゃん(3)=相模原市中央区=が「犬の散歩から帰らない」と、KSちゃんの母親(39)から砂川署に通報があった。 同署などが捜索中の16日午前11時25分ごろ、隣の浦臼町キナウスナイの黄臼内川河川敷で乗用車が横転しているのを通行人が発見。閉じ込められていた2人は警察官らに救出された。足などに軽い凍傷を負い、病院で手当てを受けているが命に別条はない。消防関係者によると、KSちゃんは母親に「犬を抱いて温まっていた」と話したという。 同署によると、2人は15日午後4時ごろ、車に犬を乗せて出かけ、川の土手を走行中に5〜6メートル下に転落。車内で一夜を明かした。15日は夕方から雪が降って冷え込み、隣の美唄市で16日朝の最低気温は氷点下1.1度だった。 犬はラブラドルレトリバーの成犬「ジュニア」(雄7歳)で、Sさんは犬の散歩が日課だった。消防関係者は「大型犬だったのが幼児に幸いしたのでは」と話している。KSちゃん親子は6日から帰省していた。
[ 2011/11/16 毎日新聞]
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| 犬・猫:生後何日で販売? 環境省に意見12万件 | ||
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犬や猫は生後何週間で販売できるか−−。こうした問題について環境省が公募した「パブリックコメント」の総数が12万1828件に上ったことが25日分かった。 同省は来年の通常国会で動物愛護管理法の改正を目指しており、ペットがほえたりかんだりするのを防ぐため、生後一定期間に達しない犬や猫の販売を禁止する内容を盛り込む予定。 意見は▽ペット業界などが主張する「45日間」▽海外で主流の「56日(8週間)」▽それ以上(60日、70日など)▽自主規制に任せる▽明確な基準のない現行のまま−−などを示し、自由記述で募集した。結果は「56日」が4万3295件と最多で、理由は「欧米で主流だから」「8週未満で親から引き離すのは虐待」などだった。 [ 2011/10/26 毎日新聞]
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| 飼い犬のフン放置、過料最高1万円 倉敷市議会で条例可決 | ||
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倉敷市議会は27日、飼い犬のふんを公共の場所や他人の土地に放置することを禁じる市飼い犬ふん害防止条例案を全会一致で可決した。違反者には1万円以下の過料を科す。来年1月1日から施行する。 犬の散歩の際にふんを処理する用具を持ち歩き、ふんを持ち帰ることを飼い主に義務づけた。市職員は公園や道路など必要な場所を立ち入り調査。違反者を見つけた場合は改善を指導し、持ち帰るよう命令できる。命令に従わない場合は1万円以下の過料を徴収する。 市民から市議会に「ふん害のマナー違反を何とかしてほしい」という要望があり、自由民主クラブの議員11人が提案していた。 市にはすでに環境美化条例があり、飼い犬のふんや空き缶、たばこの吸い殻を公共の場所に放置し、処理を求める市の命令に従わない場合に3万円以下の罰金を科してきた。 しかし、罰金は警察に告発し、裁判所で罰金を確定する手続きが必要となるため、これまで実際に適用したケースはなかった。過料なら市の判断で科すことができる。 県内では早島町が6月から、飼い主にペットのふんの持ち帰りや尿に水をかけることなどを義務づけ、違反者に3万円以下の罰金を科す条例を施行している。岡山市は動物愛護条例などで飼い犬のふんの処理を求めているが、罰則はないという。
[ 2011/09/28 朝日新聞]
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| 鳥獣被害:「秩序ある狩猟」提言 環境団体、認識共有 | ||
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シカやイノシシなど鳥獣による農作物被害や生態系悪化が深刻化しているとして、官民でつくる「狩猟と環境を考える円卓会議」(座長・梶光一東京農工大教授)は29日、「一切の殺生を認めない考え方は問題で、秩序ある狩猟が必要」との提言を公表した。円卓会議は、敵対しがちな狩猟団体と環境団体が参画。捕獲の必要性で認識を共有したことは、今後の野生生物保護に一石を投じそうだ。 農作物の鳥獣被害は全国で年間200億円に上る。また、知床(北海道)をはじめ全国で貴重な植物が食い荒らされる一方、特定の動物が増え、生態系のバランスも崩れてきた。しかし、ハンターの減少や捕獲に対する社会的な理解不足で、害獣対策は遅れてきた。 ハンターの全国組織「大日本猟友会」は昨年11月、日本自然保護協会など国内を代表する環境団体、学識経験者、長野県などでつくる円卓会議を発足、5回にわたり議論した。 その結果、日本では動物愛護の思想から殺生を忌避する考えがあるが、過度な保護や捕獲態勢の遅れが農林業被害の増加、生物多様性の劣化を招いたと指摘し、日本人と野生動物との関係は転換期にあると分析。 梶座長は「このままでは自然も人の暮らしも守られない。早急に行動しなければならない」と話す。環境省鳥獣保護業務室は「提言を尊重し、政策を充実させたい」としている
[ 2011/06/30 毎日新聞]
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| <ペット犬>賠償額の平均7万6000円…大手保険会社調査 | ||
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ペット犬が人や動物にけがをさせたり、物を壊した際の賠償額が、平均約7万6000円に上ることが、ペット保険大手「アニコム損保」(本社・東京都新宿区)の調査で明らかになった。犬種別では、秋田犬が賠償事故を起こす確率が最も高く、小型犬でも物損事故による高額の賠償が発生していた。 調査は、08年4月から今年3月末までに、賠償責任が生じた場合に保険金を支払う特約に基づき、同社が保険金を支払った事故411件を調べた。同社では、けがや病気に対する基本保険料は、犬の品種や年齢によって異なるが、人や物への賠償特約は同額という。同特約を結んでいる犬は、今年3月末現在で約15万頭に上る。 調査の結果、特約契約件数に対し事故の件数が多かったのが、秋田犬(3.7%)、バーニーズ・マウンテン・ドッグ(2.1%)、ボーダーコリー(1.2%)の順だった。対人事故の保険金支払い平均は約10万円、対動物は約3万2000円、対物は約5万8000円、複合事故を含めた全体の平均額が7万6065円だった。 犬種別では、秋田犬は対動物事故、しば犬は対人間事故の割合が高く、ミニチュアダックスフントやトイプードルのような小型犬は対物事故が多かった。小型犬が起こした事故の保険金額も、平均約4万円に達した。 大型犬は「自動車を傷つける」「網戸を壊す」「誤って人や動物をかむ」などの事故が目立ち、小型犬では「眼鏡や靴、携帯電話を壊す」「カーペットやソファを汚す」などの事故が多かった。人をかんだ事故では、治療費などとして計約170万円の保険金が支払われた例があった。 同社は「犬は遊んだりじゃれたりしているつもりでも、事故につながる可能性がある。飼い主が犬の気質を把握し、事故を防ぐことが必要だ」と話す。
[ 2011/05/23 毎日新聞]
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| 「天声人語」より | ||
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亡き主人を迎えに渋谷駅に通う秋田犬の悲話を、「いとしや老犬物語」と伝えたのは手前みそながら本紙だった。昭和の初め、忠犬ハチ公の誕生だ。死因は寄生虫とされるが、がんも患っていたという。精勤10年。病身の忠誠はこの動物の才を語る。 生前に銅像が建ったハチほどではないが、この震災でも「奇跡の犬」が生まれた。沖に流された屋根の上から、3週間ぶりに救われたバン。飼い主と再会し、ちぎれんばかりに尻尾を振る姿に、「家族の絆」を思った。 何匹、何頭が津波にのまれただろう。人の生死と同列には語れないけれど、ともに生きた何人目かの家族である。愛犬を助けに戻って濁流に消えた人、家畜の世話のために避難を拒む人もいる。 やせこけ、放射能の中をさまよう犬や牛馬の姿に、啄木が詠んだ光景の貴さをかみしめる。〈路傍(みちばた)に犬ながながとあくびしぬわれも真似(まね)しぬうらやましさに〉。屈託のない犬と、あやかりたいと眺める歌人。今にしてみれば、夢のような退屈である。 生かされたペットには、仕事がある。愛する人の不在は埋められないが、小さな命は生きがいとなる。無垢(むく)に和み、食べさせ寝かせ、頼られることを支えに、再生への長旅に踏み出す方もおられよう 「あなたは一人じゃない」といった励ましが、世界中から寄せられている。絶望の闇を抜け、この言葉の深さを誰かと確かめ合う日々が、被災者に訪れることを願う。その時あなたに寄り添うのは、一人ではなく一匹かもしれない。
[ 2011/04/15 朝日新聞]
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| 犬猫の深夜販売規制へ 環境省「健康に悪影響の可能性」 | ||
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犬や猫の深夜販売は健康に悪影響を及ぼす可能性があるとして、環境省は2日、規制に乗り出す方針を固めた。店頭に並べる時間を制限する方向で、午後8時までにすることも検討する。来年の通常国会での動物愛護法改正も視野に、4月にも結論をまとめたいとしている。 また、イベント会場などで犬や猫を売る移動販売についても、世話をする従業員の数に基準を設けるなど、何らかの規制を検討する。 環境省によると、深夜にペットを売る店は、大都市の繁華街を中心に営業。東京都内には午前3時まで開いている店もあるという。深夜販売が犬猫の健康に与える影響について、同省は「ペットショップで売られているのは、多くが幼い犬猫。『子犬や子猫の睡眠時間は長い』といった一般常識に照らせば、健康に悪影響を及ぼす可能性は否定できない」と説明している。 深夜販売の規制は、動物愛護団体が強く求めている。これに対し、深夜営業のペットショップを展開する企業は「人間の生活スタイルに合わせた販売が、ペットにとってストレスになるとは思わない」と反論している。
[ 2011/03/03 朝日新聞]
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| 人の笑顔、犬には分かる 飼い主以外でも 麻布大研究 | ||
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犬は飼い主でない見知らぬ人の写真であっても、笑顔かどうかを見分けられることが麻布大の研究でわかった。ただし、飼い主と違う性別では成績が落ちる。犬がどのように進化してきたかを探る手がかりになるという。独動物認知学専門誌電子版で発表される。 麻布大獣医学部の菊水健史教授らは、スタンダードプードルとラブラドルレトリバー計5頭でまず飼い主の笑顔を見分ける訓練をした。笑顔と無表情の写真1組を並べて、犬に選ばせる。笑顔の写真を選んだらほめることを繰り返した。30回のテストで8割以上の成績を4度続けて出せるようにした。 次に、飼い主の別な写真10組と、初めて見る男性と女性の各10人の写真の計30組について、笑顔を選べるかどうか試した。その結果、飼い主なら訓練した写真と違っても、笑顔を選ぶ確率は5頭で平均82%。知らない人の写真でも、飼い主と同性であれば78%だった。いずれも統計的に偶然ではない成績という。だが、飼い主と性別が違う場合は62%に下がった。 表情は人間にとって意思疎通の重要な手段。笑顔が「うれしい」という感情を意味していることまで犬が理解しているかどうかはわからないが、表情を読み取る能力は身につけていると考えられるという。実験を担当した永沢美保特任助教は「口の形などを区別しているのではないか」と話す。
[ 2011/02/28 朝日新聞]
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| ペットの悪質ネット販売横行 栃木県、業者の処分検討 | ||
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ペットのインターネット販売のトラブルが相次いでいる。栃木県は、劣悪な環境で猫を飼育し、ネットで販売していた県内のペット販売業者を、動物愛護管理法違反の疑いがあるとして、猫では全国初の動物取扱業登録の取り消し処分を検討している。こうしたトラブル急増を重く見て、環境省も犬や猫のネット販売規制に乗り出す方針だ。 関係者によると、栃木県は22日にも、同県鹿沼市でペット販売仲介業などを営む女性の登録取り消し処分をする方針だ。動物愛護管理法(動愛法)で定められたペット売買の記録やその保管をしないまま、少なくとも22匹の猫を販売。同様に、定められた変更届を出さずに、転居を繰り返した疑いがある。 県によると、この業者をめぐっては、2008年ごろから県外も含め、各地から「ネットで購入した猫が衰弱している」「約束の血統書が付いてこない」などの売買をめぐるトラブルがあり、苦情が寄せられていた。10年には地域住民から「不衛生な状態で猫を飼っている」との通報もあったという。 県は20回以上の立ち入り検査を実施。記録の管理の徹底や、トイレの清掃、クーラーを修理し猫の部屋を適温にすることなどを求め続けてきたという。 かつてこの業者が取り扱う猫が掲載されていたネットのサイトには、この業者への注意を訴える「被害者の会」の文章と連絡先が載っている。会の代表の女性(64)によると、既に四国や北陸、関西地方などから10件ほどの被害の相談があったという。
[ 2011/02/22 朝日新聞]
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| 人間なら125歳以上、超高齢犬をギネス認定 | ||
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栃木県さくら市葛城の主婦篠原由美子さん(41)が飼うオスの雑種犬「プースケ」が、生存する最長寿犬としてギネス世界記録に認定された。 25歳9か月で、人間に換算すると125歳を超える“スーパーおじいちゃん犬”。2年前に交通事故に遭って大けがをしたが、現在は健康状態も上々。愛くるしいそぶりが周囲に元気を与えている。 篠原さんによると、プースケは1985年3月にシバ犬と雑種犬の間に生まれ、狂犬病などの予防接種を受けるため4月1日に飼い犬登録された。今年7月、ギネスワールドレコーズ社(英国)に同市の登録原簿の写しやプースケの写真などを添えて申請したところ、今月20日、正式に認定されたと連絡があった。 ギネスブックによると、プースケが認定される前の記録は豪メルボルンに住むオーストラリアンケルピーの21歳3か月で、これまでに最も長く生きた犬は29歳5か月。
[ 2010/12/24 読売新聞]
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| クニマス絶滅してなかった! 生息確認、さかなクン一役 | ||
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環境省のレッドリストで「絶滅」扱いになっている日本固有の魚クニマスが、山梨県内の湖で生き残っていたことが、京都大学の中坊徹次教授らのグループの調査で分かった。生息の確認は約70年ぶり。国のレッドリストで絶滅種に指定された魚が再発見されたのは初めて。環境省は今後、レッドリストの記述を見直す方針だ。 クニマスはもともと、秋田県の田沢湖にのみ生息する固有種で、成長すると全長30センチほどになる淡水魚。食用魚として漁業の対象にもなっていた。だが、1940年以降、発電などのための導水工事で田沢湖に酸性の水が入り、まもなく死滅。地球上から姿を消したと考えられていた。 クニマスの生息が確認されたのは富士山に近い山梨県の富士五湖の一つ、西湖(さいこ)。今年3月から4月にかけて西湖で地元漁協が捕獲した通称「クロマス」と呼ばれる魚9匹を中坊教授らが分析した。 全体に黒っぽい体色だけでなく、エラの構造や消化器官の形などがいずれもクニマスと一致した。1〜3月に産卵するという生態も、過去に記録されていたクニマスの生態と同じだった。また、遺伝子解析の結果、西湖に生息するヒメマスと異なり、ヒメマスと交雑したものでないことが裏付けられた。近く、クニマスの生息確認を報告する論文が、学術専門誌に掲載される見通しだ。 中坊教授が今年2月、研究者としての好奇心もあり、旧知でテレビなどで活躍する東京海洋大学客員准教授のさかなクンに、生き生きとしたクニマスの姿を絵で再現するよう頼んだのがきっかけだった。さかなクンが絵の参考にと近縁種のヒメマスを西湖から取り寄せると、黒一色の魚が届いた。 田沢湖で絶滅する5年ほど前、放流用にクニマスの卵が10万粒、西湖に運ばれた記録がある。このとき放流されたものが繁殖を繰り返し、命をつないできたとみられる。
[ 2010/12/15 朝日新聞]
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