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◆ 動物に関る言葉のミニ辞典 ◆ の過去のお話(無脊椎動物2)


話を入れ替えた折、削除した過去の分のお話です。






 蝦踊れども川を出でず
踊るエビ エビはどんなにはねても一生川から出られません。
物にはそれぞれ定められた天分があり、運命が定まっていて、能力を超えた働きはできないということです。

 海月の行列
kurage2kurage2 kurage2kurage2 kurage2kurage2 kurage2kurage2 kurage2kurage2 クラゲが勝手気ままに浮かんでいるように、きちんと並んでいないことをいいます。

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 サザエに金米糖(こんぺいとう)
角やトゲのあるサザエ 角やトゲのあるサザエ 言葉や態度に、角(かど・つの)やトゲのある人達のたとえです。

 イカの手は食うてもその手は食わぬ
その手は食わぬイカ おいしい話や危ない話にはだまされないぞということです。

 蛸配
自分の足を食べるタコ タコは空腹になると自分の足を食べてしまうといわれています。
少ない利潤を多くあったように見せかけて、利益以上に配当をたくさん付けてしまうことをタコ配っていいます。

 貝を以って海を測る
海を測れるカイ? 小さな貝殻で、海水の量を測ることはできない。このことから、見聞が狭く、知識の浅いものが大きな問題を論議することにたとえられます。

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 水母(くらげ)の風向かい
水面に浮いているようなクラゲは、風上に向かって進むことはできません。強敵や運命に逆らって、じたばたしても無駄だということです。

風向かいクラゲ
 茹で蛸のよう
ゆでタコ 酔ったり長湯をしたり、また激怒して、ゆでたタコのように
顔や体がすっかり赤くなっている様子です。

 ガニマタ(蟹股)
つま先が外向きに開いていることで、歩き方がカニに似ているようにみえることから、カニ歩きのようだと揶揄した言葉らしいです。
ガニマタなカニ カニについてはあちこちの方言でガニという語頭濁音形があります。また東京では「がりまた」ということがあるようです。
 蟹の死ばさみ
死ばさみカニ カニはハサミでつかんだ物を、死んでも決して離さないものです。そこから、執念深い、欲が深いということのたとえになりました。


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 賃(チン)
賃

「やとう」「金を払って人を使用する・かりる」「報酬の金銭・代価」「給料」の意の漢字。

貝と任の合字。貝はたから・かねを表し、任はになうの意味から、金品を与えて仕事をになわせる、やとうの意味を表します。

 月夜の蟹
頭のなかが空っぽカニ カニは月夜には月光を恐れ、エサを捕らないために身が少ない、または、満月や新月に浅瀬で抱卵するカニは簡単に捕獲できるが、産卵に来たので見入りが少ないので、獲っても仕方が無いということから、 見かけ倒しで中身のないことや頭のなかが空っぽで思考力に欠けることをいいます。

 ひっぱりだこ
ヒッパリダコ

人気者という意味の「引っ張りだこ」ですが、これはタコを干すときに引っ張られた形から出たもので、その格好から、方々から引く手あまたである、四方八方から求められ期待される。そういう意味に変わっていって、使われるようになったと思われます。


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 熨斗(のし)
あわび 水引の右上、紅白の紙を六角形に折った飾りの中から
垂れている黄色い紙のこと。
弔事では避ける魚介類や鳥獣肉は、慶事の際には酒に添える縁起の良い贈り物として扱われましたが、その代表がアワビの肉を薄く長く剥ぎ、のして乾燥させた「熨斗鮑(のしあわび)」でした。それが形式化され贈答品の印とされたそうです。
現在では簡略化され、色紙で作った熨斗、その形を印刷した判熨斗、さらには「のし」という字を
一筆書きしただけの文字熨斗などいろいろな種類があります。


 海老固め(エビがため)
エビガタメ レスリングで、一方の手で相手の首を、他方の手で相手の足を巻いて相手の体を丸くエビのように固めてフォールする技。
プロレスでは相手が仰向けのところを、両足か片足を持ち海老状に、背中方向に極め、股関・膝・踝の3関節の同時に極める技。

 平家蟹(へいけがに)
憤怒と苦悶の平家蟹 甲羅の表面が憤怒と苦悶の表情に見えることから、壇之浦の合戦で亡くなった平家の武将の、怨霊が乗り移ったとの伝説から名づけられました。
瀬戸内海沿岸に多く住んでおり、昔は壇ノ浦では網にかかると地元の漁師たちは「平家の怨霊」を偲び、大切に取り扱って神社へ奉納したそうです。



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 財(ザイ)
財

「たから」「価値あるものの総称」「はたらき」「材料」の意の漢字。

貝と才の合字。
貝はたから・かねを表し、才は材に通じ、良質の木材の意味。
そこから人にとって価値あるものの意味を表します。

 カニ族
6〜70年代の若者に特に人気の高かった北海道の長期間の旅行や、登山家のスタイルのことで、大きなリュックサックと費用を切り詰めた低予算が特徴でした。 カニ族のカニ 当時の大きなリュックサックは横長で、背負ったままでは列車内や出入り口は、カニのように横向きにしか歩けなかったこと、背負った姿そのものがカニを思わせることからこう呼ばれました。

 蟹挟み(かにばさみ)
カニバサミガニ 柔道の場合、相手の横にまわり込んで、ジャンプしながら相手の両足を前と後ろからはさみつけて相手を後ろに倒す技。
レスリングの場合は、片足をとられた時に、他の足で相手の両足を後ろから払い、倒れた相手の胴を両足ではさみつける技。


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 タコは身を食う
身を食うダコ

タコは空腹になると自分の足まで食うということから、どうしようもなくなって、元手の資本や財産を食い減らすことをいいます。

 蟹文字
明治初期の言葉で、カニが横にはうところから、横文字、外国語のことをいいました。 横歩き蟹

 蟹の念仏
ネンブツガニ? カニが口から泡をふいている様子から、
口の中でぶつぶつとつぶやいていることをいいます。

 鱈場蟹(タラバガニ)
タラバガニ? 名前は漁場がタラの漁場と重なることに由来しており、
カニという名前はついているけどカニではありません。
ズワイガニや毛ガニの脚の数は10本ですが、
タラバガニの脚の数は8本で、ヤドカリの仲間なのです。



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 その手は桑名の焼き蛤(ハマグリ)
はまぐり

「食わない」と、焼きハマグリの名物である「桑名」の地名にかけて、「その手は食わない」(その計略には乗らない)という意味の洒落。

 蛸(タコ)
クモでなくタコ/章魚

普通「虫へん」は虫や爬虫類にしか使用されないのですが、蛸(タコ)には使われています。
本来中国では「蛸」という字は「クモ」の事を示していました。
それが日本に渡って来たときに「足が8本」という共通点から「タコ」を意味する漢字になったのではないか?と考えられています。
ちなみに中国ではタコは「章魚」と書きます。

 蟹(カニ)は甲羅に似せて穴を掘る
カニさん

蟹は自分の甲羅の大きさに合わせて穴を掘るものだということから、人は自分の力量や身分に応じた言動をするものだということ。
また、人はそれ相応の願望を持つものだということです。


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 貨(カ)
貨

「たから」「価値あるもの」「品・商品」「たからを送る」の意の漢字。

貝と化の合字。
貝はたから・かねを表し、化はかわるの意味から、他の物品と換えあうことのできる財貨、たからの意味を表します。

 “イカ”はどうして“烏賊”?
槍烏賊

イカはどうして「烏(からす)の賊」と書くのでしょうか? 
イカは死んだマネをして海に浮かんでおり、それを見つけたカラスが海に降りてイカをついばもうとすると、10本の足でカラスを捕まえる、といいます。
「賊」とは「物事に害する」ものと言う意味だから、「カラスに害するもの」で「烏賊」と書くようになったといいます。
ではどうして「イカ」と読むかと言うと、「形がいかめしく、骨も異様」だからとのことです。


 賀(ガ)
賀

「いわう」「よろこぶ」「ものや言葉を贈り祝う」「ねぎらう」の意。

貝と加の合字。
貝はたから・かねを表し、加はくわえるの意味から、戝貨を人に贈り祝うの意味を表します。


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 ホラ吹き
法螺貝

ホラ吹きの「ほら」は、漢字で「法螺」と書き、法螺貝に細工をした吹奏楽器のことです。
「法螺貝」は、山伏が山中での連絡や獣除けに用いたり、軍陣が進退の合図に使用されたもので、見た目以上に大きな音が出ます。
そこから、予想外に大儲けをすることを「ホラ」と言うようになり、さらに大袈裟なことを言うことを「法螺を吹く」と言うようになり、そのような人を「ホラ吹き」と呼ぶようになりました。

 ゾウリムシ
ゾウリのかたちのゾウリムシ

微生物の学習で登場するゾウリムシですが、確かにその姿が草履(ぞうり)に似ているので名前にもなっとくしてしまいますね。しかし草履が存在しない国では何と呼ばれているのでしょうか?
たとえばアメリカでは“スリッパ・アニマルキュール”という「スリッパの形の小動物」という名前を付けられていますし、ドイツでもフランスでも同様の名前を付けられているそうです。
一説には、“スリッパ・アニマルキュール”を日本語訳した人がスリッパのことを知らなかった為に、その意味に近い草履を当てはめたともいわれています。



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 蜃気楼(しんきろう)
はまぐり蜃気楼 「蜃気楼」は中国人が名付けたされており
「蜃」は大きなハマグリのことを指します。

昔中国では「蜃気楼」はハマグリが吐き出す「気」が楼やお城を描き出すと信じられていたため、“蜃が吐く気でできる楼”となったのです。
 貧(ヒン、まずしい
貧

「まずしい」「財産が少ない」「学問がとぼしい」「少ない」「足りない」の意の漢字。

貝と分の合字。貝はたから・かねを表し、分はわけるの意味から、財貨が分散して少なくなる、まずしいの意味を表します。


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 「ちゅうちゅうたこかいな」
ちゅうちゅうたこかいなちゅうちゅうたこかいなちゅうちゅうたこかいなちゅうちゅうたこかいな ちゅうちゅうたこかいなちゅうちゅうたこかいなちゅうちゅうたこかいなちゅうちゅうたこかいな ちゅうちゅうたこかいなちゅうちゅうたこかいな
数を数える時に言う数え歌の様な物で「ちゅう・ちゅう・たこ・かい・な」とリズムに合わせて2つづつ計っていくと、ちょうど10になります。
これは一種の数え歌で、最初のルーツは、平安時代の貴族達のすごろく遊びからで、その最中に2が重なる事を「重二(ちょうに)」と言い「重二重二」と二度続けていっていました。
これが江戸時代になると、遊び人たちは丁半ばくちで2つ振ったサイコロの目が共に2の目を出した場合「重二(ジュウニ)」と言うようにが変化しました。その「ジュウニ」が次第に「チュウニ」へと代わり「ちゅうちゅうたこかいな」で唱われる「ちゅう」に変わったのです。

何故その後に「たこかいな」が付くかというと、「チュウニ=ちゅう」は2が重なる事を意味していた。つまり「2+2=4」と言う事になり、2度言うということから「(2+2)+(2+2)=8」となり、8と言えばタコの足の本数になるので「ちゅう・ちゅう」と来たら「たこかいな」と言うワケなのです。
ここで言う「かいな」は「腕(かいな)」の事で、「たこかいな」は「蛸の腕(足)」と言う意味なのです。
それがいつしか10を数えるときのフレーズになったのだそうです。



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 貸(タイ、か
貸

「かす」「ゆるい」「かりる」「金品を一時用立てる」の意の漢字。

貝と代の合字。
貝はたから・かねを表し、代はとってかわるということ。そこから財貨の持ち主がかわるの意味から、ほどこす、かすの意味を表します。

 セピア(sepia)
セピアカラーイカ セピアとは黒に近い褐色のこと。
セピアは元々、イカの墨から作る暗褐色の絵の具のことで、sepiaの語源はラテン語の「コウイカ」です。

イカ墨で描いた絵や文字は、日光などで色褪せ、薄い褐色に変化します。
この変化した後の色が、写真などで言われる「セピア色」で、イカ墨絵の具の色「セピア」とは異なります。




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 ぐれる

少年や青年が、反社会的・反抗的な行動をとるようになることや、不良になることをいいます。

「蛤(ハマグリ)」の貝殻をひっくり返すと合わなくなることから、物事が食い違うことを「はまぐり」をひっくり返して「ぐりはま」といっていました。

それが「ぐれはま」になり、その「ぐれ」に活用語尾「る」が付き、動詞化したのです。

ぐれはま・はまぐり
ちなみに浜に生息し形が栗に似ているところから、ハマグリ(浜栗)と名づけられた、ということです。

 蝸牛(カギュウ)角上(かくじょう)の戦い
デンデンムシ


カタツムリの角の上のようなせまいところで争うという
非常につまらない争い。


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 蛸足配線(タコあしはいせん)
タコ足

多数の電気器具を接続するため、一つのコンセントから多くのコードを引くこと。危険ですからやめましょう。

 磯の鮑(あわび)の片思い
片思い

「片思い」をシャレて言う言葉。
磯にいるアワビは一枚貝であることから、片方だけが一方的に恋をする「片思い」の「片」にかけて言ったのです。

 ヤカンの蛸(たこ)
tako

ヤカンに入れられた蛸(タコ)のことで、
手も足も出ない、どうにもならない状態のことをいいます。


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動物に関る言葉のミニ辞典作成に際し、以下を参考にさせていただきました。
三省堂:広辞林、TBSブリタニカ:ブリタニカ国際大百科事典、角川書店:新国語辞典、小学館:新選漢和辞典、大修館:漢語新辞典、 三省堂:デイリーコンサイス英和辞典、川出書房:日本/中国/西洋/故事物語、動物出版:ペット用語辞典、 実業の日本社:大人のウンチク読本、新星出版社:故事ことわざ辞典、学習研究社:故事ことわざ辞典、Canon:国語/和英/英和/漢和/電子辞典、


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