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◆ 動物に関る言葉のミニ辞典 ◆ の過去のお話(羊・他)


話を入れ替えた折、削除した過去の分のお話です。






 豚箱
ジャンピング白ブタちゃん 警察に逮捕された被疑者や勾留状によって勾留された被疑者や被告人を拘禁する警察署の留置場の俗称。
拘禁の目的は、被疑者(被留置者又は被告人)の逃走や証拠隠滅を防止するためだそうです。



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 亡羊補牢(ぼうようほろう)
ヒツジが逃げた

ヒツジに逃げられたあとで、その囲いを修繕すること。
失敗したあとで改めることで、後の祭の意味。
また、失敗したあとで改めれば、過ちを大きくしないですむというたとえでも使われます。

 鮮(セン、あざやか
鮮

「生魚」「新しいもの、生き生きしている」「明らか、鮮明」「潔い、汚れが無い」「良い、美しい」「華やか、あでやか」の意の漢字。
羊と魚の合字。
新鮮さを尊ぶ羊と魚をあげて、あざやかの意味を表します。
また少ないの意味も表します。

 豚を盗んで骨を施す
踊るブタ 豚を盗んでおきながらその骨だけ返すということで、大きな悪事を働いておきながら、わずかな善行をしても意味無いというたとえ。


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 詳(ショウ、くわしい
詳

「くわしい」「つまびらか」「明らかにする」「ことごとく」「公平」「良い」「めでたい」の意の漢字。
言と羊の合字。
羊は相に通じ、すがたの意味から、物のすがた、さまを言葉にする、つまびらかにするの意味を表します。

 スチュワーデス (Stewardess)
豚小屋の番人ブタちゃん

スチュワーデスの語源は「豚小屋の番人」です。
stig が豚小屋、weard が見張り番で、複合してできた言葉が変化したのが steward で、その女性形が stewardess です。
家畜の世話をする者が、やがて主人の食卓を準備する者の意味になり、更に家事を管理する執事の意味へと変化してきたのだそうです。

 家(カ、ケ、いえ、や)
家

「いえ」「うち」「すまい」「家族」「家庭」「一族」「一門」「夫または妻」「家柄」「流派」「学派」の意の漢字
宀と豕の合字。
宀は家屋、豕はイノコ(ブタ)の意味で、いけにえを供える屋内の神聖なところのさまから、「いえ」の意味を表します。


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 羊腸小径(ようちょうしょうけい)

羊のはらわたのように曲がりくねった
山道や小道のこと。

ヒツジ

 翔(ショウ)
翔

「かける」「鳥が空高く飛ぶ」「翼を張って飛びめくる」「めぐる」「ふりかえる」の意の漢字。

羊と羽の合字。羊は揚に通じ上がるの意味から、羽であがる、かけるの意味を表します。

 羊水
ヒツジがスヤスヤ

あかちゃんはお母さんのお腹の中で、羊水の中にいます。
この羊水を分泌し、包む羊膜をギリシャ語でアムニオンと言い、これは古代ギリシャ語のアムノスに由来するそうです。
アムノスはヒツジのいけにえと言う意味で、古代ギリシャではヒツジを神に捧げる時、柔らかい皮袋に入れました。そこから胎児を包む膜をこの袋にたとえ羊膜といったのです。
そしてその羊膜上皮から分泌され、胎児を保護し、分娩(ぶんべん)を容易にする胎水を羊水(amniotic fluid)というようになったそうです。



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 羨(セン、うらやましい
羨

「うらやむ」「欲しがるる」「憧れる」「余る」「残る」「よこしま」「曲がった行い」の意の漢字。

羊と“セン(さんずい+欠)”の合字。
“セン”は口を開けた人の水、よだれの意味。そこから、ごちそうであるヒツジを見て、よだれを流す、うらやむの意味を表します。

 ロバが旅に出ても、馬になって帰ってくることはない
ウマになれないロバ

利口なものが旅に出れば、見識をさらに広めて帰ってくるものですが、
愚かな者は何ら得るところもなく、出発前と同じままで返ってくるものです、ということです。


 Do not cast your pearls before swine.
なんかチョーダイブタ

あなたの真珠を豚になげるな! (ブタに真珠)
swineはブタ。値打ちのわからない者に貴重なものを出すなということで、猫に小判と同じ意味です。


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 養(ヨウ、やしな
養

「育てる」「はぐくむ」「飼う」「教える」「治療する」「栄養」の意の漢字。

羊と食の合字。ヒツジを食器に盛る、そなえるの意味から、やしなうの意味を表します。

 The last straw breaks the camel's back.
駱駝は楽だ

最後のワラ1本がラクダの背中を折ってしまう、という意味から、節度の限界・我慢の限界を越えると、命取りになるということです。
"straw" は、 "the last straw" で忍耐や我慢の限界を超えさせてしまう小さな付加といった意味があります。



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 ヒツジ雲
ヒツジの編物

高積雲の通称。さばぐも・まだらぐも・むらぐも ともいわれます。
空の中層にできる雲(中層雲)で、ヒツジのような固まりの雲が並んでいます。巻積雲に似ていますが、高積雲は1つ1つの固まりが大きく巻積雲より低いところに見えます。
秋の晴天によく見られますが、次第に厚くなってくるときは天気が崩れます。


 寝る前に羊を数えるのは?
柵跳びヒツジ

それは昔のアメリカで、眠れなくて困っていた人が「寝る」と言う意味で「sleep sleep」と言っていて、眠さで呂律が上手く回らなく「sheep」「羊」と言ったとこから始まったといいます。
また他の説は、この「sheep」という発音は、静かに息を吐いている感じになりますので、ずっと言ってると眠気を誘うため、「sheep」を数えるんだというものもあります。
いずれにしても、これは英語で言うから意味があるので、「ひつじ」と言ったのでは、あまり効果はなさそうです。


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 “豚”の形をした貯金箱
ブタちゃん貯金箱

昔ヨーロッパではお皿や食器は、ピッグ(Pygg)と呼ばれるオレンジ色の粘土(Clay)で出来ていました。
主婦達はこの粘土で出来た壷にコインを貯め出したので、「ピッグの貯金箱」として知られるようになりました。
19世紀イギリスで、ある陶芸職人が"pygg"と"pig"を誤解して、豚の形をした貯金箱を作ってしまいました。
これが“バカ受け”し、今にも引き継がれる豚の貯金箱第一号となったわけです。

 羊羹 (ようかん)

本来の意味は羊の肉の羹(あつもの)、羊肉のスープのこと。
これが日本に入ってきた当時、仏教思想の影響で鳥獣の肉を食べる事が禁じられ始めた頃だったために、形を真似る意味で、小麦粉に小豆を入れたり、モチ米の中に擂った山芋を入れた物を蒸して、羊の肝のような形に成形して代用していました。
それを「羊肝」と書いたのが語源といわれています。
しかし、さすがにお菓子なので羊の肝では、いかにも美味しくなさそうなので、同じ音の羹という字を使うことにして「羊羹」になったようです。
その後それに甘みを加えるようになり、徐々に色や形など趣向を凝らしたお茶請け菓子として変化して現在のようなものになりました。


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 群(グン、むれる
群

「同じようなものがたくさん一か所に集まる」「なかま」「集まり」「合わせる」の意の漢字。

君と羊の合字。君は昆に通じ、むらがるの意味。むらがるひつじの意味から、むれの意味を表します。

 祥(ショウ)
祥

「めでたいこと」「喜ばしいこと」特に「吉事の前兆」の意の漢字。

示と羊の合字。神に羊を供えて、良き神意を受ける。さいわい。の意味を表します。
未年(ひつじどし)の今年が良い一年になりますように!

 美(ビ、ミ、うつくしい
美

「うるわしい」「きりょうがよい」「りっぱ」「よい」「うまい」の意の漢字。
羊(ひつじ)と大の合字。羊が大きい様。
古来北方中国では羊が家畜として重要で、食膳に供しても最も美味とし、また神への生贄にもしたところから、「よい」「すぐれている」の意になったようです。


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 「旅人とロバと悪魔」

ある旅人がロバに乗って旅をしていた。そこに悪魔が現れて言った。「お前の命は、ロバがオナラを三つしたらおしまいだ!」
旅人はロバのオナラなんぞ聞いたこともないので、たいして気にもしないで旅を続けていた。

ところがどうだろうか!「プーッ」ロバがオナラをするではないか。もし悪魔のいうことが本当なら、もう二つロバがオナラをしたら自分の命が無くなってしまう。
万が一ということもあるので、旅人はロバのお尻の穴に石を押しこんだ。これでオナラもでないだろうと安心して旅を続けた。

しばらくすると、「プーッ」。大きな音がした。ロバの尻を見ると、石が小さかったためにオナラとともに外へ飛び出してしまったのである。
これはいかんと思い、今度は大きい石をムリヤリ尻の穴につっこんだ。
旅人はこれなら大丈夫、とロバの背にまたがり、夕暮れの近い道をトボトボと歩きはじめた。

さすがに三つ目のオナラはでない。ヤレヤレ安心と思うのだが、念には念を入れた。確認しようと、ロバの尻の穴に顔を近づけたとき。
「プーッ」という音とともに飛び出した石が旅人の頭に当たって、旅人はあの世への旅をすることになってしまいました。


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動物に関る言葉のミニ辞典作成に際し、以下を参考にさせていただきました。
三省堂:広辞林、TBSブリタニカ:ブリタニカ国際大百科事典、角川書店:新国語辞典、小学館:新選漢和辞典、大修館:漢語新辞典、 三省堂:デイリーコンサイス英和辞典、川出書房:日本/中国/西洋/故事物語、動物出版:ペット用語辞典、 実業の日本社:大人のウンチク読本、新星出版社:故事ことわざ辞典、学習研究社:故事ことわざ辞典、Canon:国語/和英/英和/漢和/電子辞典、


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